不動産売却で登記の必要書類や費用・手続き全解説|2025年法改正対応と売主買主の注意点
2026/02/18
不動産売却を検討している方にとって、登記の手続きや必要書類、費用の全体像は想像以上に複雑です。「名義変更の方法が分からない」「所有権移転や相続登記の期限を過ぎるとどうなる?」と不安を感じていませんか?
今後は相続登記義務化や住所・氏名変更登記の新ルールが施行され、手続きを怠ると最大で5万円の過料が科されるケースも想定されます。また、登記費用は売却物件の評価額や登録免許税率によって変動し、マンション・土地・一戸建てごとに違いが生じます。たとえば、登録免許税は「固定資産税評価額×2%(所有権移転の場合)」が基本ですが、相続や贈与では税率が異なり、さらに司法書士報酬の相場も地域や依頼内容によって大きく異なります。
実際には、売主・買主それぞれに必要な書類や、相続・未登記建物の場合の追加手続き、さらには抵当権抹消や住所変更まで、登記に関わる情報は多岐にわたります。「必要な書類を見落としてしまい、決済が遅れた」「思わぬ費用が発生した」という事例も少なくありません。
この記事では、不動産売却時の登記手順・必要書類・費用・法改正への対応まで、実務に直結する情報を網羅的に整理しました。
最後までお読みいただくことで、複雑な不動産売却登記の全体像を把握し、ご自身に最適な進め方と損失回避のポイントが明確になります。
目次
不動産売却登記の全体像と今後の法改正対応
不動産売却時に必須の登記手順と最新ルール変更点
不動産の売却時には、所有権移転登記や抵当権抹消登記など、複数の登記手続きが必要です。今後は登記申請時に検索用情報の提供が義務化され、書類や手続きの流れが大きく変わります。不動産売買契約が成立した後、残金の決済時に登記申請を行うのが一般的です。登記識別情報や登記事項証明書、印鑑証明書などが必須となり、手続きの正確性がより強く求められます。
主な登記手続きと必要書類は次の通りです。
| 手続き種類 | 主な必要書類 | 費用相場(目安) |
| 所有権移転登記 | 売買契約書、登記識別情報、印鑑証明書、住民票、固定資産評価証明書 | 3~10万円(買主負担) |
| 抵当権抹消登記 | 抵当権解除証書、登記事項証明書、本人確認書類 | 1~3万円(売主負担) |
| 住所・氏名変更登記 | 住民票、戸籍附票、印鑑証明書 | 1~2万円(売主負担) |
費用負担は売主・買主で異なり、契約時に確認が必要です。今後は、手続き遅延や書類不備による罰則も強化されるため、事前に必要書類をリストアップし、手続きの流れを把握しておくことが大切です。
相続登記義務化から住所・氏名変更登記への流れ
今後は相続登記が義務化され、相続開始を知った日から3年以内に登記申請が必要となります。さらに、所有者の住所や氏名変更が発生した場合、2年以内に変更登記を行うことが義務付けられます。これに違反すると5万円以下の過料が科される可能性があるため、早めの対応が重要です。
相続登記や住所・氏名変更登記の主な流れは以下の通りです。
- 必要書類の収集
- 相続登記:戸籍謄本一式、遺産分割協議書、相続関係説明図、固定資産評価証明書など
- 住所・氏名変更登記:住民票、戸籍附票、印鑑証明書など
- 登記申請書の作成と提出
- 法務局の公式様式を利用し、必要事項を正確に記入
- 法務局での手続きと完了通知の受領
- 申請後、1週間~数週間で完了
- 完了後の書類保管と不動産会社・買主への報告
書類の取得方法や手続きの進め方によっては、時間がかかることもあるため、余裕をもって準備することが安心です。特に相続人が複数いる場合や、住所変更が複数回ある場合など、必要書類が増えることもあるため、事前の確認が欠かせません。
制度施行以降は、正確な登記情報の管理が不動産取引の信頼性向上につながります。手続きの不安や疑問がある場合は、早めに司法書士や専門家に相談することをおすすめします。
不動産売却登記必要書類の完全リストとケース別違い
不動産売却 登記必要書類と有効期限・取得方法
不動産売却時の登記に必要な書類は多岐にわたります。一般的な必要書類は以下の通りです。
| 書類名 | 発行元 | 有効期限 | ポイント |
| 権利証・登記識別情報 | 司法書士・法務局 | 制限なし | 所有権を証明する最重要書類 |
| 印鑑証明書 | 市区町村役場 | 3ヶ月 | 3ヶ月以内発行分が原則。売主・買主共に必要 |
| 住民票 | 市区町村役場 | 3ヶ月 | 住所変更登記や本人確認用 |
| 固定資産評価証明書 | 市区町村役場 | 3ヶ月 | 登録免許税の計算に使用 |
| 売買契約書 | 当事者間 | 制限なし | 売買内容を証明する基本書類 |
| 登記事項証明書(謄本) | 法務局 | 3ヶ月 | 不動産の現況確認用 |
| 委任状 | 当事者間 | 制限なし | 司法書士依頼の場合は必須 |
取得方法のポイント
- 印鑑証明書や住民票は市区町村役場で即日取得可能
- 固定資産評価証明書も役場で発行され、平日窓口・オンライン申請も可
- 登記事項証明書は法務局またはオンラインで取得できる
注意点
- 3ヶ月有効期限のある書類は、売買契約から決済・登記申請までの期間を見越して早めに準備
- 権利証や登記識別情報は再発行不可。紛失時は別途手続きが必要
売主・買主別書類と相続・未登記建物の場合の追加書類
売主・買主で必要書類が異なります。特に相続や未登記建物の場合は追加書類が必要です。
売主が準備する主な書類
- 権利証または登記識別情報
- 印鑑証明書
- 住民票(住所変更登記が必要な場合)
- 固定資産評価証明書
- 抵当権抹消書類(住宅ローン完済時)
- 委任状(司法書士へ依頼の場合)
買主が準備する主な書類
- 印鑑証明書
- 住民票
- 取得資金証明(融資利用時など)
相続の場合の追加書類
- 戸籍謄本一式(被相続人、相続人全員分)
- 遺産分割協議書
- 相続関係説明図
- 被相続人の住民票除票
未登記建物の場合の追加書類
- 建物表題登記申請書
- 建物図面・各階平面図
- 建築確認済証・検査済証
注意点
- 相続登記は相続人全員の協力・戸籍収集が必要
- 未登記の場合はまず表題登記を済ませてから売買登記を行う
宗教法人・遺言執行者・相続財産清算人の特殊書類
宗教法人や遺言執行者、相続財産清算人が登記を行う場合は、通常の個人・法人とは異なる書類や手続きが必要です。
宗教法人の場合の主な書類
- 法人登記簿謄本
- 代表者事項証明書
- 宗教法人規則または定款
- 総代会議事録(不動産売却決議記載)
遺言執行者の場合の主な書類
- 遺言書(公正証書遺言または自筆証書遺言+検認調書)
- 遺言執行者選任審判書
- 執行者の印鑑証明書・住民票
相続財産清算人の場合の主な書類
- 家庭裁判所の選任審判書
- 清算人の印鑑証明書・住民票
- 清算人の資格証明書
手続きの流れ
- 必要書類を揃え、法務局へ申請
- 決議や審判書は原本・写し両方の提出が求められる場合あり
- 書類不備があると登記が遅延するため、専門家への事前相談が安心
以上の書類をしっかり準備することで、円滑な不動産売却登記が可能となります。各ケースで必要となる書類や注意点を確認し、早めの準備を心がけましょう。
不動産売却登記費用の詳細内訳と負担ルール
不動産売却 登記費用相場と登録免許税計算式
不動産売却の登記にかかる費用は主に「登録免許税」と「司法書士報酬」で構成されます。登録免許税は国に納める税金で、売買や相続など登記の種類によって異なります。費用相場は物件の種類や所在地、評価額で変動しますが、一般的な売却時の登録免許税の計算式は次の通りです。
登録免許税の計算式
- 所有権移転登記(売買):固定資産税評価額 × 2%(軽減措置がある場合は1.5%)
- 抵当権抹消登記:1物件につき1,000円(建物と土地でそれぞれ必要)
司法書士報酬は2万円~6万円前後が一般的で、手続き内容や地域によって異なります。
| 登記内容 | 登録免許税 | 司法書士報酬 相場 |
| 所有権移転登記 | 評価額×2% | 3~6万円 |
| 抵当権抹消登記 | 1,000円/1件 | 1~2万円 |
| 住所変更登記 | 1,000円/1件 | 1万円前後 |
実際には売却額や物件種別で変動しますので、事前に見積もりを依頼すると安心です。
マンション・土地・一戸建て別の費用比較と司法書士手数料
物件の種類によって登記費用や司法書士手数料に違いがあります。以下に代表的な比較をまとめます。
| 物件種別 | 登記費用(概算) | 司法書士報酬(目安) | 備考 |
| マンション | 6~10万円 | 3~6万円 | 建物・敷地両方必要 |
| 土地 | 4~8万円 | 2~5万円 | 土地のみ |
| 一戸建て | 5~9万円 | 3~6万円 | 土地・建物分必要 |
マンションの場合、敷地権の持分も含めて登記が必要なため、土地や戸建てより若干費用が高くなる傾向があります。土地のみの売却は比較的費用が抑えられます。司法書士手数料は登記の件数や難易度、物件所在地によって増減します。
売主負担か買主負担か?親族間売買・抵当権抹消時の特例
不動産売却時の登記費用の負担は、一般的に売主と買主で分担されます。通常、所有権移転登記の登録免許税や司法書士報酬は買主が負担し、抵当権抹消登記や住所変更登記は売主が負担します。
主な負担ルール
- 所有権移転登記:買主負担
- 抵当権抹消登記:売主負担
- 住所変更登記:売主負担
親族間売買の場合や贈与、相続の場合はケースバイケースで負担者を決めることもあり、契約書に明記することがトラブル防止のポイントです。
抵当権抹消登記は住宅ローンを完済した際に必要で、売主が手続きと費用を負担します。特例として、親族間売買や相続財産清算人、宗教法人が売主の場合には追加書類や手続きが必要になることもあります。
契約書記載例
- 「所有権移転登記に要する費用は買主負担とし、抵当権抹消登記に要する費用は売主負担とする。」
このようにあらかじめ登記費用の負担区分を明確にしておくことで、後のトラブルを避けられます。
不動産売却登記のタイミングと所有権移転の最適時期
不動産売買登記タイミングと売買契約から決済までの流れ
不動産売却における登記は、権利関係を明確にし、トラブルを防ぐために極めて重要です。登記のタイミングは、売買契約の締結から決済、引渡しまでの流れの中で定められています。売買契約が成立した後、残代金の支払い(決済)と同時に所有権移転登記が行われるのが一般的です。決済の当日に司法書士が関与し、必要書類とともに法務局へ登記申請を行います。これにより、買主へ確実に所有権が移転し、売主は責任を果たすことができます。
登記の流れを時系列で整理すると以下の通りです。
- 売買契約締結
- 必要書類の準備(登記識別情報、印鑑証明書、登記事項証明書など)
- 残代金決済
- 所有権移転登記申請(決済当日が理想)
- 物件引渡し
所有権移転登記が遅れると、買主の権利が不安定となり、後々のトラブルやローン審査への影響も出るため、決済当日の登記申請が最適です。
自分で所有権移転登記する場合の申請時期と注意点
所有権移転登記は司法書士に依頼するケースが多いですが、手続きを自分で行うことも可能です。自分で申請する場合は、決済後すみやかに法務局へ提出する必要があります。登記申請の期限は設けられていませんが、迅速に行うことで予期せぬトラブル防止につながります。
自分で登記申請をする際の注意点は以下のとおりです。
- 必要書類(売買契約書、登記識別情報、印鑑証明書、住民票、固定資産評価証明書など)を漏れなく揃えること
- 書類に不備や記載ミスがないかを事前に確認すること
- 登記申請書は法務局の指定様式を利用し、最新の記載例を参考にすること
- 登記費用(登録免許税、証明書発行手数料)は事前に計算して現金または収入印紙で用意すること
- 法務局の窓口またはオンライン申請(マイナンバーカードが必要)を選択できる
必要書類や記載内容に不備があると、申請が却下されることがあります。特に初めての方は、事前に法務局や専門家へ相談することで、失敗や追加費用の発生を防ぐことができます。自分で手続きする場合でも、決済日からできるだけ早く登記を申請することが安全面で有効です。
不動産売却時の抵当権抹消・住所変更登記の実務
不動産売却抵当権抹消手続きと必要書類・費用
不動産売却時に抵当権が設定されている場合、抵当権抹消登記が必須です。まず、売買契約の成立後、金融機関へ完済手続きを行い、必要書類を受け取ります。その後、法務局で抵当権抹消登記を申請します。申請時に必要な主な書類は以下の通りです。
- 抵当権解除証書
- 金融機関発行の登記原因証明情報
- 登記識別情報または登記済証
- 売主の印鑑証明書
- 住民票(住所変更がある場合)
- 登記事項証明書
費用の目安は、登録免許税が1件につき1,000円、司法書士に依頼する場合は1~2万円ほどが一般的です。抵当権が土地と建物両方に付いている場合、それぞれに費用が発生します。
発生しやすいミスは書類の不備や記載内容の誤りです。特に、金融機関から受け取る書類に不備がないか、住所や氏名が登記簿と一致しているかを必ず確認しましょう。申請前のチェックリスト活用や、事前に法務局へ相談することでトラブルを未然に防げます。
| 手続き内容 | 必要書類例 | 費用相場 |
| 抵当権抹消登記 | 抵当権解除証書、印鑑証明、住民票 | 登録免許税1,000円/件+司法書士報酬1~2万円 |
不動産売却登記住所変更と登記識別情報の管理方法
不動産売却時、所有者の住所や氏名が登記簿上と異なる場合は、事前に住所変更登記が必要です。これは売却時の所有権移転登記と同時に行うこともできます。住所変更登記の主な必要書類は、住民票または戸籍附票、印鑑証明書、登記識別情報です。申請は法務局で行い、登録免許税は1,000円が一般的です。
登記識別情報は、不動産の権利証に相当し、厳重な保管が求められます。紛失した場合は、事前通知制度や本人確認情報の提供が必要となり、売却手続きが大幅に遅れることがあります。特に、相続や離婚などで名義変更が発生した場合も、住所変更登記は速やかに行うことが重要です。
万が一、登記識別情報を紛失してしまった場合は、次のいずれかで対応できます。
- 事前通知制度の利用(法務局から郵送で通知し、本人確認を行う)
- 司法書士や弁護士による本人確認情報の作成
これらの手続きを確実に行うことで、円滑な不動産売却と所有権移転が実現できます。トラブル防止のためにも、登記識別情報の管理と住所変更のタイミングには十分注意しましょう。
相続不動産売却時の登記特有の課題と解決策
相続せず売却・未相続土地売買のリスクと登記手続き
相続登記を行わずに不動産を売却しようとする場合、次のようなリスクがあります。
- 所有権の未確定により、売却契約自体が無効となる可能性が高い
- 買主が登記名義を取得できず、融資が下りない・トラブルに発展しやすい
- 相続登記義務化により、一定期間内の未登記には過料が科される
未相続土地の売買は、まず相続人全員で相続登記を行い、所有権を確定させることが必須です。その後、通常の所有権移転登記と同様に売却手続きを進めます。
未相続不動産売却の基本的な流れ
- 相続人全員で遺産分割協議
- 必要書類を集めて相続登記申請
- 登記完了後、不動産売買契約締結
- 売主名義で所有権移転登記を実施
この一連の手続きを怠ると、買主とのトラブルや法的な問題が生じやすくなります。特に、近年は空き家問題や所有者不明土地の増加が社会問題化しており、早期の相続登記が重要視されています。
相続登記売却の特別控除活用と必要書類
相続登記を経て不動産を売却する場合、譲渡所得税で一定額の特別控除が利用できるケースがあります。これは、被相続人が居住していた家屋や敷地など、一定の要件を満たす物件が対象です。
控除を活用するための主な条件
- 相続発生後、定められた期間以内の売却であること
- 被相続人が居住していた家屋・敷地であること
- 相続人が売却時点で所有していること
売却時に必要な主な書類リスト
| 書類名 | 概要 | 取得先 |
| 登記事項証明書 | 不動産の登記事項証明 | 法務局 |
| 相続関係説明図 | 相続人と関係を示す書類 | 自作・法務局提出 |
| 被相続人の戸籍謄本一式 | 生まれてから死亡まで | 市区町村 |
| 遺産分割協議書 | 相続人全員の合意書 | 自作 |
| 住民票・印鑑証明 | 相続人全員分 | 市区町村 |
| 固定資産評価証明書 | 不動産評価額証明 | 市区町村 |
| 売買契約書 | 売却時に作成 | 不動産会社 |
手続きのポイント
- 必要書類は事前にリストアップし、もれなく収集することが重要です。
- 特別控除を受ける際は、確定申告時に登記費用の領収書や関係書類の提出が必要です。
- 控除の適用条件や必要書類に不明点がある場合は、専門家や税務署へ早めに相談すると安心です。
これらの手続きを適切に進めることで、相続不動産の売却時に税負担を軽減し、安全かつスムーズな取引が実現できます。
不動産売却登記を自分でやるか司法書士に依頼するかの判断基準
不動産売却時の登記は、自分で行う方法と司法書士に依頼する方法があります。判断基準としては、手間・費用・リスク・確実性がポイントとなります。自分で行う場合、法務局に直接申請することで費用を抑えられますが、書類の不備や手続きのミスによる再申請リスクが高くなります。一方、司法書士に依頼すると報酬は発生しますが、専門的な知識や実務経験を活かしてスムーズかつ確実に手続きを進められます。
初めて不動産登記を行う場合や、相続や住所変更が絡む複雑なケースでは司法書士に依頼することをおすすめします。シンプルな売買で書類が揃っている場合は、自分で挑戦することも可能です。費用と安心感、作業時間を比較し、状況に応じた選択が重要です。
不動産売却司法書士費用相場と依頼メリット・デメリット
不動産売却時の司法書士への依頼費用は、主に所有権移転登記や抵当権抹消登記で発生します。費用相場は物件の種類や内容によって異なりますが、所有権移転登記で3万円~7万円、抵当権抹消登記で1万円~2万円程度が目安です。自分で行う場合は登録免許税(1,000円/件など)と手数料のみで済みますが、手続きの負担やミスのリスクがあります。
下記の表で比較してください。
| 比較項目 | 司法書士依頼 | 自分で手続き |
| 費用 | 4~9万円前後 | 1,000円~数千円 |
| 手続きの手間 | ほぼ不要 | すべて自分で対応 |
| ミス・リスク | 少ない | 書類不備・却下リスク |
| 相談・アドバイス | 可能 | できない |
| 時間・安心感 | 高い | 負担・不安が残る |
メリット
- 司法書士依頼:トラブル防止、確実な処理、万が一のサポート
- 自分で手続き:コスト削減、経験が積める
デメリット
- 司法書士依頼:費用が余計にかかる
- 自分で手続き:時間・労力がかかり失敗リスクが高い
所有権移転登記委任状の書き方と法務局オンライン申請
所有権移転登記の際、司法書士に依頼する場合は委任状が必要になります。委任状には以下の情報を正確に記載します。
委任状記載例(主な記載項目)
- 日付
- 登記申請人(売主・買主)の氏名・住所
- 不動産の所在地・地番
- 委任する登記内容(例:所有権移転登記)
- 司法書士の氏名
- 実印の押印
オンライン申請の流れ
- 法務局の登記・供託オンライン申請システムにアクセス
- 必要書類をPDF等で準備し、申請フォームに必要事項を入力
- 電子署名(マイナンバーカード等)を付与
- 登録免許税の電子納付
- 申請後、審査・登記完了通知を受け取る
注意点
- オンライン申請は書類のデータ化や電子証明書が必須
- 不備があると再提出となり、完了まで時間がかかる
- 法務局の窓口でも相談が可能なので、不安がある場合は事前確認を推奨
正確な記載とスケジュール管理で、スムーズな登記手続きが実現できます。
不動産売却登記費用を経費計上・確定申告で節税する方法
不動産売却登記費用確定申告と経費計上のルール
不動産を売却した際の登記費用は、譲渡所得の計算において経費として計上できます。具体的には、所有権移転登記や抵当権抹消登記、住所変更登記にかかる登録免許税や司法書士報酬、証明書の取得費用などが対象です。これらの費用を正しく確定申告で経費に含めることで、課税対象となる譲渡所得を減らし、結果的に納める税金を抑えることができます。
確定申告時には、登記費用の領収書や明細書、売買契約書、登記事項証明書をしっかり保管・提出することが求められます。以下のテーブルで主な経費計上可否をまとめます。
| 項目 | 経費計上可否 | 注意点 |
| 所有権移転登記費用 | 可能 | 買主負担分のみ |
| 抵当権抹消登記費用 | 可能 | 売主が負担した場合のみ |
| 司法書士報酬 | 可能 | 領収書必須 |
| 住所変更登記費用 | 可能 | 登記原因により異なる |
| 登記事項証明書・住民票取得費 | 可能 | 書類保存を徹底 |
登記費用を経費計上することで、売却による所得税や住民税の負担を軽減できます。
分筆登記・リースバック登記の税務処理と注意点
分筆登記やリースバック登記が絡む場合も、基本的にはその費用を経費計上できますが、用途や目的によって取り扱いが異なります。
分筆登記とは、土地を売却する目的で一部を分割し登記する手続きです。この場合、売却に直接必要な範囲の分筆登記費用は経費にできます。ただし、将来的な資産活用や分筆後に売却しない部分に関する費用は対象外です。
リースバック登記は、自宅を売却後も賃借人として住み続ける形態で用いられる登記です。この際の登記費用も、売却契約の一環として発生した場合には経費計上が認められていますが、個人的な事情による追加費用は経費とならない場合があります。
注意点として、経費計上できる範囲は「売却に直接必要な登記費用」に限られる点が挙げられます。
分筆登記・リースバック登記の税務処理ポイント
- 分筆登記費用は、売却対象部分のみ経費計上可能
- リースバック登記費用は、売却手続きと一体の場合のみ経費計上可
- 領収書や明細書の保存が必須
- 経費対象外の費用を含めないよう注意
必要書類を揃え、内容に不明点があれば税理士や専門家に相談することで、安心して正確な確定申告が可能になります。
不動産売却登記の実務Q&Aとトラブル回避チェックリスト
不動産売却時の登記で頻出する疑問と法務局対応
不動産売却時の登記に関しては、手続きの流れや費用負担、必要書類に関する疑問が多く見られます。売主・買主のどちらがどの登記を負担するのか、所有権移転登記の申請タイミング、抵当権抹消や住所変更の必要性など、専門的な判断が求められる場面も少なくありません。
法務局では、申請書の書き方や必要書類の確認、登記簿謄本の取得方法などについて、窓口で丁寧にアドバイスを受けることができます。特に、登記に関する書類不備や申請ミスはトラブルの主な原因となるため、提出前に必ずチェックリストで確認しておくことが重要です。こうした事前の確認作業が、円滑な取引や安心できる手続きにつながります。
主なチェックポイント
- 必要書類が全て揃っているか確認
- 登記識別情報や印鑑証明書の有効期限
- 登記費用の負担区分(売主・買主)
- 登記申請のタイミングと決済日との関係
- 抵当権の抹消登記が済んでいるか
これらのチェックリストを活用することで、登記手続きの失敗やトラブルを未然に防ぎやすくなります。手続きが複雑に感じられる場合でも、ポイントを押さえて進めることで、安心して不動産売却を進めることが可能です。
登記事項証明書・登記簿謄本の読み方と取得タイミング
登記事項証明書や登記簿謄本は、不動産の権利関係や現状を確認するために必須の書類です。これらの書類は、売却前の名義や抵当権の有無、所有者の住所などを正確に把握するため、取引の各段階で適切なタイミングで取得する必要があります。権利関係の変動や、所有者の情報に変更が生じていないか確認することは、トラブル防止の観点からも非常に重要です。
読み方としては、まず「表題部」で物件の種別や地番などの基本情報を確認し、「権利部(甲区)」で所有者の名義、「権利部(乙区)」で抵当権などの設定状況を把握します。住所変更や相続登記が未了の場合には、売却前に必ず対応しておくことが求められます。
取得のベストタイミング
| 取得タイミング | ポイント |
| 査定依頼時 | 所有者名義や権利関係の事前把握に適切 |
| 売買契約締結前 | 名義や抵当権の最新情報を再確認 |
| 決済・引渡し直前 | 登記内容が変わっていないか最終チェック |
登記事項証明書や登記簿謄本の取得方法は、法務局の窓口に出向いて申請する方法と、オンラインで手続きを行う方法の2通りがあります。証明書は常に最新のものを用意し、名義や住所が現状と一致しているかをしっかり確認しましょう。これにより、取引時のトラブルを未然に防ぐことができます。登記情報の正確な把握は、安心して不動産取引を進めるための大切なステップです。
会社概要
会社名・・・株式会社MINAMI
所在地・・・〒250-0874 神奈川県小田原市鴨宮343−2 A 203
電話番号・・・0465-43-9873
----------------------------------------------------------------------
ミナミノイエ
神奈川県小田原市鴨宮343−2 A 203
電話番号:0465-43-9873
----------------------------------------------------------------------

